中 動態 の 世界。 元慶應文学部教授が選ぶ小論文推薦図書[ 4 ] 國分功一郎『中動態の世界 意志と責任の考古学』

『中動態の世界』より:スピノザのコナトゥスと「必然的な自由」と権力

ならば、人生上のあらゆるままならないことに対して平静を保っていられる精神を手に入れられれば、私は依存対象に依存せずにいられるようになるということではないだろうか。

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私たちがこれまで決して知ることのなかった「中動態の世界」(國分 功一郎)

私が不安したのではないのだから。 読書の醍醐味をひとつだけあげろと言われたら、迷わず「読んだ後に世界がまるで違って見えるようなスゴイ本と出合えること」と答えるが、本書はまさにそういう一冊である。 これについては別のノートで論じることにしたい。 私自身がそういう人間なのだが、この『12のステップ』は私がそんな生き方を変えてゆくための大きな力をくれたと思う。 ここでは、XはAするか否かを「支配」している、とさえ言われうるだろう。

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中動態

530件のビュー 投稿者: 最近の投稿• 僕らは他人に自分のルールを押し付けていないだろうか? ーーーーー AさんはBさんからDVを受けた。

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中動態の世界

…たとえその怒りが正当化されたとしても、それは、その怒りを自分でうまくさばける人たちのものであることを、私たちは知った。 祈りの中にさえ間違いがある 祈ることも、方法を間違えれば依存症やその根本を成している自分の性格傾向を強化していく結果にしかならないようだ。

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中動態の世界 … 自己理解とセルフコントロールで自由を手に入れようと読めた

昔、ある依存症の患者グループを取材したことがある。 誰かの行為に完全な(自由)意志があるとするためには、「行為の始まり」を厳密に定める必要がある。 そして、本文が進むと、この一文があります。

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中動態

著者は二つの世界を丹念に行き来しながら、能動態と中動態が対立する世界を復元していく。 267)ようである。 『愛するということ』において愛について「勇気の決断でえいやと飛び込み、実践するものである」というような説明をしたのは、『自由からの逃走』『悪について』などで有名な社会心理学者・精神分析学者のエーリッヒ・フロムである。

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中動態の世界

「しかしまた、そのさいにわたしたちがかんがえてみてよいかもしれないのは、自動詞的記述ということでわたしたちが理解すべきであるのはその事件にたいする中動態によって表現されるような関係に似たなにものかであろうということなのである」(同)。 しかし、謝るという行為において本質的なのはそれよりもむしろ、私の心の中に「本当に自分が悪かった」という気持ちが現れることです。 私たちは不自由だ われわれはしばしば行為を「意志の実現」と見なす。 だが、そういう人には重ねてこう問いかけてみたいのだ。

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